2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

さようなら。

さようなら。 の 季節。 今日も たくさんの さようならがあって。 それぞれの道へ あしたから 出発する。 たったひとときの おひるごはんの時間を 共にしただけなのに。 あいさつに きてくださったことが とても うれしかったです。 みなさんの あたらしい日…

雑司ヶ谷。

雑司ヶ谷。 今は もういない ある人と 歩いた道。 いなくなって 三度目の春。 季節はめぐり 何事もなかったように 町は 静まりかえる。 わたしにとっての 三年前より もっともっと むかしから この 鬼子母神参道には いろんなひとの 想いが つみかさなってい…

スタッフ募集。

四谷荒木町。花街の香り残る 階段の多い町にある ちいさな喫茶店です。 けして楽な仕事では ありませんが すてきな音楽 おいしい珈琲 きちんとつくったごはんに 囲まれてはたらける あたたかな職場であれたら。 とスタッフ一同 毎日努力しています。 喫茶店…

証について。

表現をする ということは 生きた証を 残すってこと。 もう この世にいない人の ぬくもりや生きざまが 作品に触れるだけで 伝わってくる。 私の隠れ家は いつかなくなるけれど それなら 隠れ家で働いてくれる 女の子たちに 喫茶店 私の隠れ家のいろんなことが…

金曜日。

金曜日。 いいお天気。 今日も はりきって!

珈琲時間。

珈琲時間。 珈琲をのむ時間。 喫茶店にゆく時間。 それは 自分自身のなかの よろこびに向き合う時間。 珈琲時間 ランチの時間。 2015年春号 私の隠れ家を 掲載して いただいています。 隠れ家ごはん。 こんな風に おいしそうに 撮ってもらって。 感動してし…

表現。

世の中に向けて 何が表現できるのか? 自分に問いつづけた結果が 私の隠れ家の今なのだと 思います。 そして 隠れ家に来てくださった お客さま、ひとりひとりに 出していただく答えが すべてです。 いろいろなメディアに ご紹介いただいて お客さまがたくさ…

レモンタルトの味。

さとみちゃんが レモンタルトを つくってきてくれた! しかも 卵とか牛乳をつかってない とても手の込んだ レモンタルト。 ふたりで 珈琲をいれて 夕飯のあとに おいしい おいしい と 連呼しながら 食べた。 真夜中に 冷蔵庫にあった レモンタルトを また ひ…

ひなぎく。

ひなぎく。 という 映画を わたしは 見たことがない。 だあしゑんか。 チェコ料理のお店の 青い壁に 飾られた なおちゃんの描いた 女の子の絵は 映画を 知らない わたしには なおちゃん自身に 見えた。 現実と夢の間に 生きている。 なおちゃんに会うと いつ…

酒中日記。

あやこちゃん。 あやこちゃんが はじめて面接に来たとき なんで こんな美人が ここではたらきたいんだ? と おもった。 うつくしい。 うつくしいと いうのは 彼女の容姿だけではなく 生き方や思想や そして 今までどれくらい うつくしい風景を 見てきたかで …

おおきな木。

おおきな木。 からだが震えるほどの よろこびを 感じられるおおきな木は ぼろぼろになっても すべてをうしなっても やっぱり しあわせなんだと 私は思うな。 自分が本当に 何がほしいのか? おおきな木は わかってる。 かなしいおもいを 何度もしながら 自分…

金曜日!

お天気 悪いですね(笑) 今日は 福岡県のお客さまの 家の庭に成った だいだいでつくる チーズケーキが登場します! あとは 紫芋のチーズケーキ。 そして 静岡県の山入アヤ子さまから 送ってもらった お野菜たち。 を つかいます。 みなさん 本当にありがとう…

あこがれの人。

はじめて この本を 読んだのは いつだったかな。 とにかく 電車のなかで くるしいような せつないような かなしいような いとおしいような いろんな感情が うずまいて 息がしにくいような きもちになった。 向田邦子の恋文。 人の恋文を読んで 勝手に あーだ…

ネギ味噌。

おとなの男の人が 鼻水をたらしながら 泣くのを はじめて 見た。 ぼんやりと 見ながら だから この人の料理は おいしいんだな。 と 思った。 カフェ。 喫茶店。 小さなお店が 売ってるものは つかみどころのない 夢 みたいなものだ。 夢を売るには とても 努…

手作り。

本日は さとみちゃんの 手作りケチャップで ポテトサラダを 作ります。 さとみちゃん。 靴下を何枚も重ねて履き 体によい おいしいものを たくさん作り 昼も夜も目一杯 働いて。 たまのおやすみには ケチャップを手作りし うどんをこね なんと 日曜日は 味噌…

一本のバラ。

ありのままで あること。 最近 出会う 音楽や 物語が たたみかけるように 教えてくれます。 あこがれを 追いかけつづけた これまでの日々。 近づきたくて 今のわたしを つくった あこがれだった 人やものは わたしの指を するりとすりぬけて のこったのは 化…

少女。

少女。 頬を撫でる風も 膝でゆれるスカートも 絶妙な ニュアンスで ふるえるのです。 20才になる前に なくなってしまう 少女が纏う 特別な空気。 ただ 感覚として 残る記憶。 大人になる前の ほんのちょっとだけの時期 私も持っていた 少女の感覚。 手嶌葵さ…

台所のおと。

台所のおと。 私のおばあちゃんの 台所の音は 夜明け前の ラジオの音から はじまる。 ラジオを聴きながら ゆっくり目を覚ませて 起きたら まず 縁側の雨戸をあける。 それから テレビをつけて 朝ごはんを つくりだす。 おばあちゃんは びっくりするくらい 同…

金曜日。

パン屋さんで 朝ごはんを食べながら。 いつもは 毒女ニュースを 読むのですが(笑) 絵本作家のほんまちひろ氏と のびのび荘のかなえさまに 長靴下のピッピに 手紙を書きませんか? と 誘われたので ピッピの本を開いてみた。 すごいね! 最初の数ページで ピ…

星の王子さま。

私は たくさんの本を 読んではいません。 でも 何冊か 何度も読む 本はあります。 隠れ家のカウンターにいて 育児や出産で悩む お母さんたちを見て なんとなく もう一度 星の王子さまを 読んでみよう。 と 思いました。 おとなは だれも はじめは子どもだっ…

コシナ研究会。

写真。 私がまだ 高校生だった頃 ヒロミックス。 という写真家がいて ビックミニという コンパクトカメラを使って 日常を撮った 写真集が流行っていた。 過ぎてしまう日々を 刹那的に切り取った写真。 写真。 という行為は 愛する人や時間を 切り取り 永遠と…

ピッサンリ。

思い出せば。 ずっとずっと。 20歳の頃から ひたすらに 働いてきた。 そして 35歳。 手はあかぎれで 赤く膨れ 髪には白髪が たくさん増えた。 でも 私はきれいな手を していた頃より つよく、そして 自由になった。 自分のからだを 使って お金を稼ぐ。 と …

ぷちぷちぷち。

月曜日。 本日から 私の隠れ家は 四谷舟町にある 食ライフデザインさんから 仕入れた雑穀を使って ごはんをつくります! ぷちぷちぷち。 粒のそろった 雑穀たち。 作り手や 売ってくださる会社の方々の 意識の高さを かんじます。 かわいく並んだ 雑穀たちを…

唄う。

ダリの生徒さんたちの 発表会に行った。 唄うって 不思議で。 聴いているほうは 自然と呼吸を あわせてしまう。 唄う。 という行為は 捧げる。 ということだ。 と、 大貫妙子さんの エッセイに 書いてあった。 捧げる。 からだから 絞り出すような声。 今日…

今こそ行きたい!

今こそ行きたい! 荒木町 というムック本が 発売されています。 荒木町に お店をだして そろそろ5年。 忙しすぎて(涙) 他のお店に 行けない日々。 わくわくするような 看板を眺めながら どんなお店なんだろう? どんなママさんなのかな? いろいろ 想像を …

きづき。

ライフスタイル雑誌。 そう言ってしまえば 陳腐な感じがする。 暮らす。 ということは 生きることで。 政治とか経済とか 哲学とか文学とか そんなことを学ぶよりも もっと いちばんたいせつなこと。 なのではないか? と 私は思っています。 母や祖母が教え…

定休日。

本日は 定休日です。 私は ひさびさに ゆっくりできそうです。 春めいている日。 寝坊して 洗濯機を回し 近所の大好きな お弁当屋さんへ。 四谷に住んで 4年が経ちます。 好きな風景が たくさんあって 好きなお店が たくさんあって この町に住めて 本当に し…

かわいいもの。

お客さまの ステキなマダムにもらった 金柑の甘煮。 まんまるころころで かわいい! 近所のマダムが つくった猫せんたくばさみ。 かなり謎めいていますが 絶妙にかわいい!

宮崎から。

本日は 宮崎より。 里美ちゃんの お母さんとお父さんの 作った野菜で ごはんをつくります。 太陽が たくさん降り注ぐ 南の土地の野菜。 いろんな 栄養がぎっしり 詰まっているはず!! 里美ちゃんの お母さん。 電話で一度だけ お話ししましたが。 ほがらか …

まぼろし。

はじめて 淺井さんを見たとき まぼろしかと 思いました。 時空が歪んだのか? と 思いました。 大正時代の モダンガールの生き方を 現代で実戦している 淺井カヨさん。 彼女とはじめて会ったのは 神保町でした。 風景の中に 溶け込む 古書店街の幻。 何度か …