2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

目にはみえない。

欲望を振り回して 自滅してゆく 世界に立ち尽くすようなきもちになることが たくさんある。物質的な豊かさは 寂しさを埋める 幻想だということ。たいせつなことはすべて 消えてゆく。と いうことを 理解すること。そして消えてゆくものにどれだけ 想いをこめ…

人間滅亡。

おまえ 深沢七郎と 同じ星よ。 と 占星術師の 爺さんに言われた。 頭良さそうな ちゃんとした人より 頭良さそうな ちゃんとしてない人のほうが 好き。 わざと 積み減らしてやる。 その心意気が いいのよね。 積み減らしたうえで カッコいい。 圧倒的 カリス…

ほんとうのさいわい。

満たされない きもちは いろんな欲望に 変わってゆく。 たとえば うつくしい花が 人間に一切抵抗しないように。 今 以外のものから 手を放すつよさ。 持てたとしたら 人間は 欲望から 解放されて もっと やさしくなれるのにね。 読むたびに 賢治みたいになれ…

祈り。

今日も うつくしい 1日だった。 しごとをすることは 世界を愛すること。 こころと こころが むすばれる瞬間に たくさんの 永遠が生まれる。 ていねいに 耳を澄ませて 紡いでゆく いのちの音楽。 響きあう奇跡の幸いが あしたも たくさん たくさん みのりま…

色即是空

この世に 起こることの すべては エネルギーの 循環である。 あたたかなふるえや やさしいおもいを 巡らせてゆく。 うつろいゆく ながれをいとおしむ。 そして うけいれてゆく。 ■岡崎京子『pink』Amazon & 楽天

モモ

死んだ時間を つくりだすのは 人間 ひとりひとりの 不安や寂しさ、浅ましさ。 人生の 死んだ時間は すべて 自分でつくりだして いるのです。 最近は コロナウイルスも そうなんじゃないかなって。 だって 目に見えないし 触れないし 存在を確認したこともな…

茶の本。

10年以上。 違和感が 身体から 抜けなかった。 それは 私自身が 他人の目から見た 美しさに 焦点を あわせてたからであって 自ずから 美しくなることを 忘れていたから。 もっと もっと 細部まで 美しい仕事。 美しい 生き方。 自らの獣性を 脱するために…

旋律。

毎日 大量の食器を洗うことが 私の仕事だ。 洗っている間は 近代文学 和歌 ラジオドラマ を YouTubeで 聴いている。 自分の書く文章の旋律を ワルツに似ている と 思ったことがあった。 でも もしかしたら あれ? 和歌かな。 と 思った瞬間があった。 万葉集…

陰翳礼讃

台所の蛍光灯が 天命を全うするのを まっていたのだが なかなか 終わりが見えない。 料理をするのに 手元が暗い。 まだ 光っているに 新しいものに変えるのは 弱ってる老人を無理やり殺すような 違和感があるのだが 仕方なく 死んでいただき 新しい命に変え…

ふしあわせ。

ふしあわせな 美しさに ひかれてしまう。 なんでも もってて しあわせな 太陽みたいな 美しさより 孤独にひかる 月のような 美しさ。 喪失や 哀しみを うけいれるつよさや 微細にふるえる 表情に 魂が 肉体に宿ることの 本質がみえる。 しあわせを 追い求め…

勉強する。

勉強するって たのしい。 すればするほど 身体が クリアになって 頭も すっきりしてきた。 娯楽にふけると 現実との落差につかれる。 しくみを知ることの よろこびは 明日への 活力になる。 あー 毎日がたのしいよ。 もっと もっと 勉強したいし 考えたい。 …

美しい星。

政治や経済を 勉強すればするほど 人間の浅はかさに 失望する。 知れば 知るほど からっぽで 欺瞞に満ちていて あんまりにもの 病理の深さに希望を失う。 戦後の日本に絶望したとされて 割腹自殺した作家がいる。 美しさとは何か 生きるとは何か 探しつづけ…