2020-01-01から1年間の記事一覧

平和について。

干ばつや飢えで 苦しむ人たちの上に 爆弾を落としたり 貧しい人たちを 挑発して 戦争をはじめたり そんな国に 守ってもらって 平和を 保っている。 と いうことが 果たして ほんとうに うつくしいのでしょうか。 自ら思考し 自ら力や知恵をつけ 自ら独立する…

調和してゆく。

飲食店で はたらいていると 人の不足感に 出会ってしまうことが たくさんある。 より安く よりたくさん より速く 他の人より 得をしたい。 不足感を埋めるための食事は 地球の調和をみだし 人間ひとりの からだとこころの 調和もみだす。 食べるために 生き…

あかい色。

こどもの頃 父の部屋にこっそり入って若い父の中国旅行の写真を見たことがある あんまりにも広大で 荒々しいその風景に 剥き出しの生命力を感じて 私のいる世界とちがって生と死とが接近しているようで ちょっと恐いな。 という印象をもった。 シルクロード…

消費の本質。

そもそも 経済活動は小さな政治である。との 発想から小さな喫茶店を 起業したわけなのですが。経営というものを 10年してみてずっと 抱えてきた 違和感が最近 するすると表面化してきて何か 答えのようなものがぼんやりと あらわれはじめている。脱成長戦略…

なるようになっている。

世界に起きる すべてのことを すんなり 受け入れて 優しいきもちで 生きてゆく。 スモンスモンの 適応能力と 優しさ。 困ったことがあると 首がびよーんて 伸びるスモンスモン。 谷底に落っこちても みんなに助けてもらえる スモンスモン。 宝物 たくさんみ…

死ぬことについて。

世界には 干ばつで水がなく 疫病がはやり 想像をはるかに 超える人が 死んでゆく地域がある。 安全で豊かな国の 人間である わたしたちはそのことを知りながら 見てみぬふりをして 自分の生活の向上に 明け暮れている。 アメリカさんに 守ってもらって 日本…

生きた証。

自分の 生きた証を 印画紙に刻む。 同じ景色を見ていても 見え方 感じ方は 十人十色で。 わたしたちの住む世界は 生きている人間の数だけの パラレルワールドだ。 この人の 見ている世界が好き。 そう 感じられる 写真家に 出会えることは そう 多くはない。…

【店舗紹介】YouTubeに掲載した店舗詳細

花街の香りの残る 階段の多い町に暮らしている。 路地はしっとりと 湿り気をおびて それぞれの扉の向こう側には たくさんの文化が潜んでいる。 豊かだなあ 荒木町。 ちいさく ひそやかに つつましく うつくしい。 そんな 荒木町へ ぜひ。 https://youtu.be/w…

目にはみえない。

欲望を振り回して 自滅してゆく 世界に立ち尽くすようなきもちになることが たくさんある。物質的な豊かさは 寂しさを埋める 幻想だということ。たいせつなことはすべて 消えてゆく。と いうことを 理解すること。そして消えてゆくものにどれだけ 想いをこめ…

人間滅亡。

おまえ 深沢七郎と 同じ星よ。 と 占星術師の 爺さんに言われた。 頭良さそうな ちゃんとした人より 頭良さそうな ちゃんとしてない人のほうが 好き。 わざと 積み減らしてやる。 その心意気が いいのよね。 積み減らしたうえで カッコいい。 圧倒的 カリス…

ほんとうのさいわい。

満たされない きもちは いろんな欲望に 変わってゆく。 たとえば うつくしい花が 人間に一切抵抗しないように。 今 以外のものから 手を放すつよさ。 持てたとしたら 人間は 欲望から 解放されて もっと やさしくなれるのにね。 読むたびに 賢治みたいになれ…

祈り。

今日も うつくしい 1日だった。 しごとをすることは 世界を愛すること。 こころと こころが むすばれる瞬間に たくさんの 永遠が生まれる。 ていねいに 耳を澄ませて 紡いでゆく いのちの音楽。 響きあう奇跡の幸いが あしたも たくさん たくさん みのりま…

色即是空

この世に 起こることの すべては エネルギーの 循環である。 あたたかなふるえや やさしいおもいを 巡らせてゆく。 うつろいゆく ながれをいとおしむ。 そして うけいれてゆく。 ■岡崎京子『pink』Amazon & 楽天

モモ

死んだ時間を つくりだすのは 人間 ひとりひとりの 不安や寂しさ、浅ましさ。 人生の 死んだ時間は すべて 自分でつくりだして いるのです。 最近は コロナウイルスも そうなんじゃないかなって。 だって 目に見えないし 触れないし 存在を確認したこともな…

茶の本。

10年以上。 違和感が 身体から 抜けなかった。 それは 私自身が 他人の目から見た 美しさに 焦点を あわせてたからであって 自ずから 美しくなることを 忘れていたから。 もっと もっと 細部まで 美しい仕事。 美しい 生き方。 自らの獣性を 脱するために…

旋律。

毎日 大量の食器を洗うことが 私の仕事だ。 洗っている間は 近代文学 和歌 ラジオドラマ を YouTubeで 聴いている。 自分の書く文章の旋律を ワルツに似ている と 思ったことがあった。 でも もしかしたら あれ? 和歌かな。 と 思った瞬間があった。 万葉集…

陰翳礼讃

台所の蛍光灯が 天命を全うするのを まっていたのだが なかなか 終わりが見えない。 料理をするのに 手元が暗い。 まだ 光っているに 新しいものに変えるのは 弱ってる老人を無理やり殺すような 違和感があるのだが 仕方なく 死んでいただき 新しい命に変え…

ふしあわせ。

ふしあわせな 美しさに ひかれてしまう。 なんでも もってて しあわせな 太陽みたいな 美しさより 孤独にひかる 月のような 美しさ。 喪失や 哀しみを うけいれるつよさや 微細にふるえる 表情に 魂が 肉体に宿ることの 本質がみえる。 しあわせを 追い求め…

勉強する。

勉強するって たのしい。 すればするほど 身体が クリアになって 頭も すっきりしてきた。 娯楽にふけると 現実との落差につかれる。 しくみを知ることの よろこびは 明日への 活力になる。 あー 毎日がたのしいよ。 もっと もっと 勉強したいし 考えたい。 …

美しい星。

政治や経済を 勉強すればするほど 人間の浅はかさに 失望する。 知れば 知るほど からっぽで 欺瞞に満ちていて あんまりにもの 病理の深さに希望を失う。 戦後の日本に絶望したとされて 割腹自殺した作家がいる。 美しさとは何か 生きるとは何か 探しつづけ…

星がひかる。

小さいころ 子供部屋の窓から見える 遠くのひかり。 ビルの屋上の ビアガーデンを 眺めるのが 大好きだった。 真っ暗な空に 色とりどりの灯り。 小学校の 林間学校の夜 中学校の 文化祭の夜 高校の 部活帰りの真っ暗な遊歩道。 考えてみれば むかしから 私は…

つよく、やさしく。

お店を はじめてからの 10年は 記憶喪失になったみたいに わたしは 感受性をうしない こころを 未来と希望に傾けていた。 好きな本を ひらく余裕も 時間の美しさを 感じる余力も うしなって 得た 未来のわたしは。 10年前の わたしよりも つよく、たくまし…

可愛そう。

台所で 毎日、毎日 かつて 生きていた 鳥を引き裂いて 細切れにした肉を 美味しいスープにしている。 それが どういうことなのか。 ちゃんと わかっている つもりだ。 動物園の動物も 飼われている犬や猫も たくましく 生きている野良猫も 美味しいスープに…

最高の夢。

冷蔵庫になりたい。 頼りがいがあって 自分の役割に集中してる。 しろくて つやつやで シンプルで 省エネで。 いい人になろうとして うまく立回ろうとしたり 嘘をついたり 影でコソコソ言われることもなく もとめたり 執着したりせず。 自立した上で 機嫌よ…

あたたかい。

あたたかい毛布と。 大好きな部屋。 無限に読める 本があり 無限に聴ける レコードがある。 答えをさがしている。 いちばん ドキドキする 妄想をさがして 未来を 夢みている。

共鳴する。

目には 見えない 音と共鳴する。 いつのまにか 物質的な共鳴には あまり 興味がなくなってしまった。 身体が重たいなあ。 ファッションでなく 祈りの行為としての音楽に触れると 身体が すこし 軽くなる。 もっと もっと 削ぎ落として 洗い流して 空を飛べる…

夢十夜。

温泉郷で 働きたい。 と 思っていたら 最近 温泉街で働いている 夢ばかりみる。 自由自在に ことが展開してゆき 夢の中で ワクワク ドキドキして 目が覚めると わたしは すんっと。 ふわふわ 荒木町に存在している。 先日 夏目漱石の夢十夜の 朗読を聴いた。…

出会いと別れ。

ランチに来てくれる お姉さんたちとの出会いと別れ。 会社の移転 転職 結婚 出産 いろんな理由で 出会いと別れは 繰り返されてゆく。 おかげで たのしかったよ。また来るね! と さらさら 流れるまま お互いに 手を振り合う。 この軽やかさを わたしは とっ…

好きなように。

夜中にお菓子を 食べようが。 うたた寝して 何時に起きようが。 へんな 格好ばかりしでも 働いても 働かなくても 生きても 生きなくても。 誰にも 何にも 言われない。って。 こんなに しあわせなんだな。って。 最近 思います。 悩み ゼロ地点。 目指してい…

夜が好き。

ゆっくりと 考えて 感じる夜。 暗闇と オレンジ色の光 遠くに聴こえる 街の音。 好きな街で 好きな空気を いっぱいに感じる。 高低差 細い路地 呑み屋の灯り 階段 石畳。 好きなのよ 荒木町。 でも ずっと一緒には いられないのよねえ。 欲張りだから。 銀山…