星がひかる。

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さいころ
子供部屋の窓から見える


遠くのひかり。



ビルの屋上の
ビアガーデンを
眺めるのが


大好きだった。



真っ暗な空に
色とりどりの灯り。



小学校の
林間学校の夜


中学校の
文化祭の夜


高校の
部活帰りの真っ暗な遊歩道。




考えてみれば
むかしから



私は
夜が好きだった。



あやしいもの
あやふやなもの
あいまいなもの。


そして
暗闇に光るものを
みつけると


まるで
神さまを見上げるみたいに


自然と
ひきこまれていってしまう。



夜に
つつまれる
安心感。



あっちの世界と
こっちの世界が
 

繋がるような
わくわく感。


眠るのが
もったいないくらい


夜が好きなんだなあ。


いつか
真っ暗な大自然の夜に
満天の星を見上げて
暮らしたい。


だって
星空って
宇宙そのものだ。


想像するだけで
しあわせなきもちになる。