平和について。
干ばつや飢えで
苦しむ人たちの上に
爆弾を落としたり
貧しい人たちを
挑発して
戦争をはじめたり
そんな国に
守ってもらって
平和を
保っている。
と
いうことが
果たして
ほんとうに
うつくしいのでしょうか。
自ら思考し
自ら力や知恵をつけ
自ら独立する。
そんなことも
出来ないで
乱暴で下品な奴らの
腰巾着に成り下がる。
傘の下で
楽だから
暇だから
娯楽や欲望に
ふりまわされて
安くて汚い物を
食べさせられて
自滅してゆく。
死を意識しない国の人間が
ほんとうの生命の美しさに
気がつけるのでしょうか。
あなたたちが
うつくしさを
定義して
つくった
憲法九条を厳守した
日本は今
こんな感じです。
戦争が
すばらしいとは
思わないけれど。
生命のうつくしさや
生きることの素晴らしさ
人を愛するということ
わたしたちは
見せかけばかりの平和から
どう学んでゆけばよいのでしょうか。
📖今日の一冊
花森安治『灯を灯す言葉』