自立について。

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日本は
アメリカに
守ってもらって


平和を
維持している。



いうことは


日本が
攻められた時には



日本の兵士は
戦争には行かないけれど


アメリカの兵士が
日本を守るために
代わりに戦争へ行って
戦うことになる。


自国の子どもを守るために
他国の子どもは死んでもよい



いうことなのだろうか?


日本国憲法
第九条がうつくしい憲法
だとしたら


うつくしいって
こういうことなんだろうか?



それか
どんな理不尽な理由で
日本が攻められても


わたしたちは
受け身で、非暴力ということ。


すすんで
いのちを差し出しなさい。



いうことなんだろうか?



自立した
個人として


尊厳を持って
生きる哲学を
持つための


根幹が
歪んでいるような
気がしてならない。


何が正解か
わからないまま


時間が過ぎてゆき


話し合うことも
出来ぬまま


私は
目の前でおこる


茶番劇を冷めたこころで
眺めながら


死んでゆくのだろうか。



最近は


ぼんやり
考えている。

花森安治
一銭五厘の旗』