茶のある小道。
お茶をのむ
と
いう行為の中に
日常の美を
見出すことを
仕事にしたいと
願う人が
この世界にいることが
私の
希望の光です。
神楽坂の路地裏に
このお店をみつけた時
このお店が
音楽レーベルをつくっていると
知った時
なんだか
ものすごく
夢のある仕事を
みせてもらえたみたいで
この世界も
捨てたもんじゃないなあ。
と
思ったのを
憶えています。
仕事が
社会をつくり
社会が
仕事をうみだす。
社会との調和した
均整のとれた
うつくしい
律動。
日本的
バランス感覚。
お茶をのむことは
夢をみることに
似ているから
芸術にも
ちゃんと
繋がっているのです。
社会がうつくしくなるように
うつくしい仕事をするひとが
たくさん
たくさん
ふえますように。
saryo's collection vol.6
Shun Someya Plays