労働について。

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自分でお店を
はじめるまでは
もちろん


人に雇われていた。


雇われていた
わたしは


いつも
どこかで
不満を抱え


酒で憂さをはらしたり
恋に溺れてみたり


なかなかの
幸福欠食児童(笑)
問題児だったと思う。




なりたい自分に
なることは


ものすごく
根気のいることで


でも
なんとなく



あの時間が
あったからこそ


今の自分の時間が
輝いていることに
気がつく。


成長には
やはり


順序があって


資本主義が崩壊を迎え
進化してゆくように


林芙美子プロレタリア文学
ほんとうの意味が


労働をしていた
あの頃よりも



今 
よく掴めてきた。


労働のつらさから
ひかりを探す
うつくしさ。


そして
みじかい花のいのちを
輝かせるために


成長してゆく
人間の魂の有り様が


なんとも
おもしろく


物語的である。


さあ
なりたい自分になれたあとは
どうだろう。


林芙美子
男をとっかえひっかえ
したらしいが


わたしは
もう1度。


労働してみたい。



思っている。


なりたい自分なんて
なれてしまえば


それは
現在の自分でしかない。


今を継続するなんて
しんどいだけで
つまらない。


執着せずに
手をはなす。


もっと
ワクワクしたいし
成長してゆきたい。



働くって
なんだかものすごい
チカラをもっている気がする。


やろうと思えば
人間はなんでもできる。


生きることに
不安がなくなった今


わたしは
どんな仕事を
世界に響かせることが
できるのだろうか。

林芙美子
『ピッサンリ』