栗原豆腐店。
栗原豆腐店に
お豆腐を買いにゆく。
ずっと
気になっていた。
でも
買いにゆく
時間がないから。
と
あきらめていた。
いつも
お世話になってる
大工の大ちゃんに
話をしたら
配達してくれるよ。
と
言われる。
そして
栗原さんは
と・も・だ・ち。
と
言われる。
その場で
電話してくれた。
そして
今日。
あいさつに
行ってきた。
栗原豆腐店は
ご家族で経営されていた。
お父さんは
おだやかなやさしい
とうふのような
ひとだった。
かわいい声の
娘さんが
お豆腐を買いに来た
おばあちゃんに
やだー
届けてあげるから
電話してよー。
と
言っていた。
なんか
とてもあたたかい
きもちになる。
隠れ家が四谷にあるかぎり
このお豆腐屋さんで
お豆腐を買いたいよ。
と
心底
思った。
いい出会い。
染染
しみじみ
しあわせを
かみしめる。
木曜日。
あしたから
隠れ家ごはんの
お豆腐は
栗原豆腐店のおとうふ。
なんだか
何倍もおいしいごはんに
なるような
気がしてきた。
おとうふにまけないように
あしたも
こころをこめて
お料理をします。