夜のお弁当。

夜の隠れ家。


酔っぱらいのじいさんに
まぎれて


女の子たちがくる。




つかれた顔した
おっきい病院の看護婦さん。


閉店間際に
駆け込んでくる
まだ若い女医さん。





たいへんな仕事をして
たくさんの人をたすけて。


くたくたの夜に。




隠れ家のお弁当を
選んでくれたことが
うれしくて。


ちょっと
じーんとする。






はたらくひとのために
ごはんをつくる。


なんか
わたし、役に立ってるかも!


と思うと


あしたもがんばろーって
思う。



がんばろーっが
たくさんつながったら



いいな。



思うのです。