いろんなものを
持てば持つほど


失うのが
こわくなる。



地震の多い
島国ににうまれて


つくりあげた町が
一瞬で壊れる風景を
たくさん知る。



鞄ひとつで
どこへでも行けるくらい


しなやかな
こころとからだ。



手に入れたい。




たいせつなことは
目には見えないから


うしなったものを
数えて


かなしむ人が
減るといいな。




目の前にいる
お客さまのために
仕事をすることが


きっと
もっともっと
遠くの人たちにも
伝わると
信じて


今日も
仕事をします。