盆踊り。

佃島の
盆踊りに
行ったことがある。

小さな町に
小さなやぐら。

躍りながら
泣いている人が
何人かいた。

盆踊り。

とは
盆の時期に
死者を供養するための
踊りだということを

私は
そのとき
はじめて知ったのです。

たのしそうに
踊る人

たいせつな
あの人を
思い出しながら
踊る人。

もしかしたら
もういないはずの
あいたいあのひとも
かえってきて一緒に
おどっているかもしれない。

過去と未来と今が
ごちゃまぜになって

やぐらの
まわりを

みんなで
くるくる
まわる。

くるくる
くるくる
まわっているうちに

ちゃんと
つながる

あっちの世界と
こっちの世界。

盆踊りを見てると
あっちの世界は

以外と
すぐそばにあるような
気がするのです。

やあやあ
元気だった？

耳をすませば
きこえるかもしれない
たくさんの音。

耳をすませば
盆踊りが
もっとたのしくなるかも
しれません。

さあさあ
荒木町。

あした
あさっては
盆踊り！！

私の隠れ家は
金曜日は20時まで。
土曜日は23時まで。

営業させて
いただきます。

荒木町の盆踊り。

小さな公園で
ぎゅうぎゅうになって
踊ります。

盆踊りブラブラの
あとは

隠れ家の珈琲で
一息。

夏の終わりの
思い出に。

ぜひ
荒木町へ。