ビクターヤング。


お客さまの遺品の
レコードからでてきた
一枚のSPレコード


曲名は
ライムライト
と、赤い風車。


あっ。
知ってる曲だ。
と、思って
蓄音機の針をおとしました。


ピカピカのレコードは
まるで
夢の世界への入口のような
音楽を鳴らしてくれました。


聴く人のからだを
包み込むような
やさしさと甘い響き。


ムード音楽という
くくりにされて
しまいがちな人ですが。


ビクターヤングさん。


わたしは
とても好きです。


うっとり。
とは、まさに。


恋する気持ちにも似た
うっとり。を
味わう。


うっとり。