ありがとう。

mirefugio2013-02-13

隠れ家がまだ
お客さまがぜんぜん
来なかった(笑)頃から
支えてくださった
お客さまがいます。


お昼ごはんを
食べに来てくれる
その人は


やわらかな
そして凛とした
女のひと。


その人は
あたらしい仕事のために
四谷をはなれるから
今月からは
隠れ家には来れない。


お店も
お客さまも
歩きつづける
成長しつづけて
変わってゆく。


ふとした瞬間


わたしは
その人が隠れ家に
運んできていた
朝の光のような雰囲気を
思い出す。


あんまり会えなくなっても
かたちが変わっていっても
思い出すことのできる
一緒にすごした時間の記憶。


記憶をつみかさねて
今日もひとつづ。
ひとつづつ。


おいしい記憶も
ひとつづつ。


ひとつづつ。


つみかさねて。