金曜日の砂糖ちゃん。

こんにちは、隠れ家スタッフの直美です。今月も児童文学ぞろ目の日になりました。

あっという間の一ヶ月、時の早さに驚いてしまいます。

そんな本日は、
「金曜日の砂糖ちゃん」
酒井駒子 作・絵
偕成社
をご紹介させて下さい。

暮らしの中で出会う角砂糖一つ二つほどの発見、美しいハッとする小さな世界、夢のような不思議な出会い。

どれも忘れたくないのに、日々の生活に追われ、いつの間にか記憶の奥の方に沈んでしまっている事は多分悲しいけれどよくあります。

「金曜日の砂糖ちゃん」には、そんな記憶を思い出させてくれる三篇のお話が詰まっています。
まるで詩のような文章と宝石の原石のような挿絵は宝箱のように、何度もページを開きたくなる作品です。