廻る。廻る。

赤ちゃんは
いつのまにか
老人になる。


年を重ねてゆくにつれて
わすれてゆくことを


とりもどすために
人生はあるんじゃないかと


おもうのです。




だとするならば


年をとれば
とるほど


夢はふえてゆくべきだし。


もっと
純粋に見返りをもとめず


まっすぐ
生きてゆけるように
なるべきなんだと
おもうのです。




おっきな地球の
長くつづく営みの
ほんの一部。


いつが終わりかは
わからない。


みじかい
刹那的ないのちを


弾ませて
燃やして


生まれたときの
可能性を
とりもどしたい。







知りたいことが
いっぱいあるし


おっきな世界を
見てみたい


もっと
ひとを愛せるように
なりたいし


いろんな
感情をかんじてみたい。








生きるよろこびは


みずみずしい感情を
みずからつくりあげること
なんだな。




お金や常識に
しばられない世界。



うつくしい世界を
つくりだすのも
わたしたち自身だから





自分という
ちっぽけな枠組みを


はずすことから
はじめてみようと
思うのです。