ふぅ。

ある日

友達のお母さんが
ふくふくとした雰囲気の
かわいらしい女の子と

隠れ家に
来てくれた。

その友達は
基本
風来坊で

フランス
チュニジア
鹿児島

いつも
風の吹くまま

行きたいところで
暮らしてゆける

自由な人だった。

鹿児島でミチヨが
お世話になっていた
農家の娘さんなのよ。

と言われて
はじめましてと
あいさつをすると

その彼女の
はにかんだ笑顔から

おっとりとした
九州の風が

ふぅー

と吹くような。

鹿児島の地に
ちゃんと
ねづいて暮らしている
しあわせな空気が
つたわってくる。

そんな感じがした。

数日後
その彼女から
お菓子がたくさん届いた。

野菜菓工房「楓」

彼女がやってる
お菓子やさん。

甘さがひかえめで
小麦や野菜の味が
口の中で
いっぱいにひろがる。

おいしいよー。

いつか
工房にお邪魔して

隠れ家にお菓子を
たくさん運んできて

隠れ家の珈琲と
共演できたらなあ。

と
おもっている。

つながる不思議は
止まることをしらない。

お菓子を
かみしめながら

まだ見ぬ
鹿児島の農家の風景と
彼女の笑顔を
思い出すのです。

さあさあ
金曜日！

今日は
隠れ家ごはん復活！

ごちそうも
ご用意しています！

元気いっぱい
はりきってゆきます！