ちっぽけな。

運命がわるいとか
政治がわるいとか
教育がわるいとか


うまくいかないことが
あると


言いたくなる。


でも
たいていのことは


自分が
わるいのだ。




胸に
手をあてて


ちゃんと
たしかめる。




言い訳をすると
いうことは


自分自身に
負けていると
いうこと。




いろんなことは
つながっている。


つながっていることだけは
わすれちゃいけない。




自分自身の
こころが
欠けないためにも


どんな
小さな種だって


蒔かないよりは
蒔いたほうがいい。




どうか
咲きますように。



祈るきもちが


明日を迎える
ささえになる。




今日も
たくさんの命が生まれ
たくさんの命が終わり


町は
じっと
その入れ代わりを
見つめている。




入れ代わりの中の
たったひとつ


ちっぽけな
自分に気づくと


今よりもっと
自由に
生きれる気がする。