渋もどり。


柿と林檎で
ジャムをつくる。


秋の空の下。


栗や林檎や柿や
南瓜と戦う日々。


栗や南瓜は
かたい。


ものすごく
下ごしらえがたいへんだ。


柿は
林檎とジャムにしたら
渋くなった。


この作用は
渋もどりというらしい。


林檎を剥いて
刻んで
柿をフードプロセッサー
かけてピューレにして
お砂糖で煮込む。


ワクワクしながら
味見をしたら


びっくりした。


舌がしびれる。


料理は経験によって
上手になる。


柿は加熱すると
渋もどりするものもある。


タンニンという成分の作用だ。


アイスティー
タンニンのせいで
なかなかつくるのが
むずかしい。


また
ひとつ
かしこくなりました。


渋いジャムは
牛乳やクリームとあわせると
美味しく食べられると
クックパットに
書いてありました。


タンニン。め。


にくらしい。