私が蓄音機がほしい!


と、思ったきっかけは


江利チエミさんの
初演のSPレコード


テネシーワルツ


けだるく、甘い声
ここちよい
ワルツのメロディ。
時空を歪ませる針音。


今では
聴きすぎて(笑)
削れてしまった
音のでないレコードを
見つめるだけだった日々。



神保町レコード社にて
見つけてしまった


チエミ・プラス・ジャズ
のCD


SHM-CDという
特殊加工のCDらしく


ものすごい
音がいい。


まるで
生き返ったように
江利チエミの声も
演奏の音も。


聴く人のこころに
迫ってくる。


古いレコードを
復刻するお仕事をしてる人は
すごいなあ。
と、思う。


そして
本当にありがとうございます。
と、思うのです。


今よりも
娯楽が少なかった
ひと昔前の音楽には
たくさんの願いや想いが
つまっています。


たくさんのひとに
夢をみることを
おしえてくれた音楽を
もう一度うつくしい音質で
聴くことができるしあわせ。


うっとり
かみしめながら
土曜日の夜。


いやあ
本当にすばらしすぎて
泣けてきます。