大屋さん。

mirefugio2014-04-14

自宅の
マンションの一階に


大屋さん。


と、いう
猫がいる。


深夜に
帰宅するときも



お店へ行くときも


お会いする。


大屋さんは
基本
動かない。


じっ、と


こちらを
見つめてくる。


いってきます。

ただいま。

言わないけれど。


じっ、と
見つめてくれるだけで


ちょっと
ほっ
とする。


見ててくれる
人(猫)がいる。


思うようには
いかないことも


人間同士の
すれちがいも。


見つめられるたび
私は自分をかえりみる。


七転八倒の日々。


冷静な判断と
真実を見抜く力。


自立した
凛とした佇まいと
たくましさ


いつも
落ち着いて
世の中をみつめてる


大屋さんみたいに。


のんびりと
自由に
生きれたら。



思うのです。