文章。

mirefugio2014-01-20

うりちゃん
みじかい文章うまいね!


と、言ってくれた
人がいる。


わたしと彼女は
一昔前
ミロンガ・ヌオーバという
タンゴ喫茶で働いていて。


彼女は物書きで
凛とした佇まいをもった
とても
すてきな人だった。


彼女は
ある日、あっけなく
この世から
いなくなってしまって。


いなくなったあと
わたしのもとに残ったのは
彼女が書いた
二冊の本だけだった。


いなくなってから読む
彼女の文章は
たしかに彼女が
生きていた頃の文章で
そこには
彼女が生きていた証のような
あたたかさがある。


その本を開くたび
彼女のあたたかさに
自分のからだを重ねるような
不思議な幸福感を
わたしは感じるのです。



最近
blogを読んでます。


と、言っていただけることが
たくさんあって
うれしいような
はずかしいような
気持ちになります。


わたしの今
している仕事は
証のようなものが
残らないものですが


携帯電話で
ポチポチ打つ
わたしのつたない文章で
今日も
私の隠れ家という喫茶店
灯りを灯しているということが
伝わる。


それもまた
ちょっと、すてきなことの
ような気がする。


なので
blogの更新を
さぼらないように
こころがけたいと思う
月曜日です。


今日も雪化粧南瓜が
固くて苦労しました。


あしたは
雪化粧南瓜で
何をつくろうかしら。


今日も読んでいただいて
ありがとうございます。