東京。

高校生の頃から


あびるように
東京のサブカルチャー
浴びてきた。


ファッションの専門学校に行って
恵比寿、渋谷、代官山で
朝まで遊んで。


ある日。突然。



飽きてしまった。



20才の春。


わたしは軽井沢に家出をした(笑)



住み込みで働ける場所。



名前も、経歴も、過去のすべてを捨てて。


とにかく親の支配下から
逃れたい。


からだひとつ。


生きてゆける場所。


あたらしい価値観にであえる場所に。


行ってみたい。


ただ、
その一心だったように思う。




軽井沢には
すべてがそろっていた。


あふれるような星空
輝くような緑の木々
まっすぐにつづく道。


夢をいっぱい描いている若者たち。


朝から晩まで。


よくはたらき、よく、酒をのみ。


泣いて、笑って
恋をして。



今、思い出しても
胸がしめつけられるほど


私の中のいのち。


みたいなものが躍動していた。





あの感覚がなんだったのか。



かんがえてゆく。





その後
わたしは東京に戻る。


戻ってからも、それなりに。
いろんなことがあって。


泣いたり、笑ったり
するのだけれど


でも
それは


躍動するほどの
感動をかんじないのである。



東京にある
好きな町を数えても


好きな町、荒木町に住んでも。


不満はない。
満足はしている。


ただ、
違和感。


みたいなものが
充満してきている。





私の隠れ家を愛してくださる
たくさんのお客さまに。


とびきりの笑顔で
すばらしいサービスを提供すること。




違和感をかかえたままじゃなく
もっと、もっと。


いのちがはずむような
躍動する仕事をして


お金をもらいたい。


と、
つよく願うようになってきて。



たてつづけに起こる困難も。



乗りこえるつよさを養う
肥やしにして(笑)



さあさあ。


かんがえがまとまってきました。



どんなことが起こったって
毎日はいとおしく、尊い



もっと、もっと。



たいせつに。味わってゆかなくちゃ。



さあー、からだとこころをひらいて。


学んでゆきたい。


うまれかわりたいー!