しあわせ。

生まれた


育った町に
帰る。


駅を降りると
寒いし、暗い(笑)



高校から
電車通学だったから。


歩きなれた道のり。


路地をまがるたび
記憶がふわり。


また、ふわり。と


浮かんでは
きえてゆく。






1年ぶりに会った
お父さんは


やっぱり。


すっきりとして
かっこいい
じいさんになっていた。


お母さんのごはんを食べ。


リビングのソファで
うたたねをしたら。


あったかくて。


とても
しあわせだった。







あるもの。



でこぼこで
ぶかっこうでも。


うけいれてくれる。
つながっている。




わたしも
目の前にいる人をそのまんま。



一生懸命しあわせにできる人に
なりたいな。




お母さんが
食器をかたづける
音を聴きながら


そう
思いました。





どんな
ごちそうより。


お母さんのごはんは
おいしい。



味に飼い慣らされているのか?


はたまた
母の愛なのか?


んー。
わからない。