あなたの知らない世界。

こんなに
胸が踊る音楽に
出会えてよかったと
思う。


アルゼンチンタンゴ


という
音楽をご存知でしょうか?


わたしが
特に好きなのは


1930年頃の
ロマンチックなタンゴ。


こんな
アカデミックかつ
お洒落な音楽


なかなか
みつかりません。



曲の題名も
なんとも言えず
お洒落。



或るロマンス


キャラメル


古いことども



聴くたびに


ああ
なんて
うつくしい。


って
思うけど。


共有してくれる人は
あんまりいない(笑)



聴くたびに
恍惚としてしまう。



よくできた
パズルのように


いろんな楽器の音が
組み立てられてゆく。


甘い歌声を
スパイスに。


遥か彼方の
わたしたちの
知らない世界。


扉をあけて
旅にでるような。


なんだか
とっても
ステキな音楽。


ルイス
ペトゥルチェリ楽団。


むかしから
大切にしている


このレコードを
ひさしぶりに聴いたら。


なんだか
音楽って魔法だ!


って
思いました。


ジャズやクラシックの
名演みたいに


わたしが
死んだあとも


いろんな人が
聴いてくれるかな。


聴いてほしいな。


100年前に
たしかに生きていた
音楽を前に


あんまりにも
無能で無力な自分に
途方にくれる。



ミロンガで
もう一度
バイトしようかな(笑)


ああ
からだが
いっぱいあったらなあ。