もう限界だ。
出禁にしてやる!



思う
おじさんほど


魔法を
つかう。



うるさい。
もう
限界だ。
自由すぎる。




思った
夜。


その
おじさんが帰ったあとに
堕ちていた紙に


こう書いてあった。



願わくば
花の下にて
春 死なん


その如月の
望月の頃


西行



なんだか
それを
パッと見たら



怒りがしずまる。


そして
あさはかな
自分を反省する。



春だもんね。


自由に
いきましょう。