銀塩の世界。

mirefugio2015-09-21

日曜日の午後。


四谷の路地裏にある
ちいさなギャラリー。


青みがかった
19枚の写真。


青い空
電車の車窓
女の子の髪の毛
剥きかけのみかん
見上げる塔
海の風景
おじさんと扇風機
夕暮れの橋
曇り空と貧乏草
家族
父と子
反射する光
田んぼの神さまと子供
梅の木とおばあさん
葉っぱと芋虫
うつくしい橋と緑
死んだ虫
暮れる太陽



一枚。
どうしても
思い出せない。


写真。


じっと
世界を見つめる
きゅーちゃん。


口下手だからこそ。


どんどん
見つめて。


世界の法則。


日が暮れることも
いのちが終わることも


法則にくみこまれた
私たちは


せつないな。
と、思いながら


やっぱり
みつめることしか
できないんだよな。



思いました。



さあ
晩夏の
私の隠れ家。



シルバーウィークも
元気に営業します。


1日、1日。


たいせつに。