いちばん
長い時間を
ともにした友達が
エッセイストになった。


ずーっと
仲のよい男友達ふたりは
出版社と本屋さんだ。


本。


私は
ずっと
本の町ではたらいていた。


四谷には
古本屋もなく。
新刊の本屋さんも
あまりない。


もっともっと。


いろんな本を
手にとって
ゆたかに
こころをふるわせて
生きてゆきたい。


高価な宝石よりも
色とりどりの洋服よりも


いい本とレコードが
何よりの宝物。


私の隠れ家。


千駄木
往来堂書店さんの
ご協力により


ちいさな本屋さんを
はじめます。


ほしい本
ばっかり。


すばらしき
この世界。