ねこ。

mirefugio2014-04-06

ねこ。


記憶をたどると
小学生の頃から
猫が苦手だった。


あの
するどい目。


すばしっこい
動き。


私の実家の庭には
犬がいて


いつも
その犬のごはんを
野良猫が食べてしまう。


なので
食べ終わるまで
みはっていた。


そうすると
猫の視線を
草影から感じている
ような気がして
こわかった。


見透かされている。


猫に
見つめられると


いつも
そう思う。


そのまんま
思うがままに
むき出しで


猫は生きている。


人間の思うようには
させないぜ。


うそを
ついていないかい?


わがままに
なってはいないかい?




毎朝
必ずあう猫が三匹いる。


自転車で
通るわたしは
道に寝そべる猫たちに
遠慮しながら
自転車から降りて
ゆっくり横を通る。


おはようございます。


と、猫たちを
見ると
猫たちは
じっと
私を見つめてくる。


そんな朝が
もう、三年も続いている。


猫は苦手です。


と、
言っているのに


隠れ家は
猫の置物をいただくことが
すごく多い(笑)


ちなみに
あやこちゃんとさきちゃんは
猫が好き。


私も置物なら
大丈夫です。