弔うというかたちは
わすれない
と、いうことかな。
と、思います。


銭湯帰りに
隠れ家のカウンターで
黒ラベルの大瓶を
気持ちよさそうに呑んでいたな。


紅くなった
頬っぺたのつやつやを
覚えています。




夏の日の
麦わら帽子と
紺色のワンピースからのびた
少女のような
ふくらはぎも。