やまぶき。

朝、隠れ家に向かって
道を歩いていたら、

おばあさんに
やまぶきをもらいました。

お店をやってるので、
飾りますね！
ありがとうございます。

と、伝えると、

おばあさんは、
三本のやまぶきのうちの
二本を、私にくれました。

きれいなものも、おいしいものも、ひとり占めしないで、みんなで分け合う。

私も、
そんな気持ちをわすれないようにしなくては。と、思うのでした。