ピアノ調律師。


起きると


わくわくしている。


今日は
なにがおこるのか


どんなひとと
出会って


いろんなきもちを
感じて、味わって


からだじゅうをふるわせて


そだててゆく
こころのようなもの。



つよく
しなやかに


鍛えられてゆく
自由になってゆく



自分自身をたのしみに
生きてゆくこと。




ピアノ調律師


M・B・ゴフスタイン


現代企画室




「もし、ピアノを弾くことが
本当に好きな人だけが


ピアノをおしえてくれたら、


世界はもうすこし
よいところになっているかもしれないよ。」





自分自身のこころのふるえを
感じるこころ。


感受性をそだてること。


自分はなにがしたいのか。


からだじゅうが
よろこぶふるえが何なのか。


さがしてゆくことが
生きるってこと


なんじゃないかなあ。



って。


最近
思います。



貧しくたって
危険だって
うっかり死んじゃったって。



好きなことをしてる
好きなようにすごしている
機嫌のよい人は



しあわせそう。



しあわせそうなひとは
ほかのひとのことも


しあわせにできるから。


やっぱり。


自分のからだとこころが
しあわせになることを。


もっと
もっと。


みんな
考えたほうがいい。




「人生で自分の好きなことを
仕事にする以上に
幸せなことがあるかい?」




仕事をするってことは
つらいことではなく


わくわくすること
だって。


うっかり
わすれてしまうことがある。



そんなときは
この絵本を読みます。



あなたが好き。


と、おなじように
自分を好きじゃなくちゃ。


ほんとうに
ひとを愛すことはむずかしい。



この絵本に出てくる
世界一のピアニストが言うように



「世界をもうすこしよいところ」に
するために



まずは
おとなからかわらなくちゃ。




危なくてもいいから。
失敗してもいいから。



あなたの好きなことをしていいよ。


そう
こどもたちに


言ってくれる


お母さんがふえたら。




いいなあ。




■ピアノ調律師 (末盛千枝子ブックス): Amazon

コシナ研究会。

私の隠れ家の
月初の土曜日、17時。


と、いえば。


コシナ研究会。


ワイワイたのしそうで。
わくわくしていて。
いつもはりきっていて!


なんだか。


ものすごい
時間をエンジョイしている


おじさんたち。



好きなものがあるってことは
こころにも、からだにも


とっても
よいこと。





だって。



考えたり、感じたり、触れたり
するだけで。


しあわせになれる。





感受性。


これが
機嫌よく生きてくために



いちばんたいせつなもの。



これがなかったら
毎日は平坦で退屈だ。




大人になっても
たいせつなもの。


わすれてない。




コシナ研究会は
今日も



あかるいひかりに
満ちている。

おはよう。

すぐ
売りきれてしまう


プリン。


プリンないんですか?


プリン
プリン。



プリンで!


そう、言うときの
お姉さんたちのハニカミが


かわいくて。





なんのために
はたらいているか?


きれいごとではなく。


それは
ちょっとしあわせなひとが
ふえるように。



その笑顔が
いちばん。



うれしい。


どんどん。


つくれるように。


わたし、役にたってるー!


それが
よろこび。なんだなー。



おはよう。
今日はどんな笑顔にあえるかな?


毎日が
ドキドキ。


たのしい!

そして ひとつまみの皮肉と、愛を少々。

招待券
いただいて。


長島有里枝



そして、
ひとつまみの皮肉と、
愛を少々。



くりかえされる
セルフポートレイト。



身体とはなにか
欲望とはなにか
自分とはなにか
家族とはなにか
愛とはなにか。



写真表現をこえて



どこまでも
ストイックに



哲学的に語りかけてくる。




衝動的表現。



ああ。

まだまだだな。自分。



もっと。もっと。

かんがえぬいて
ゆかねばね。




もがきながら
つかんでゆく感覚は
きっと。




つよく。うつくしい。




丸裸になる
長島有里枝



人として
女として。

かなり。かっこいい。




26日まで。
東京都写真美術館




みなさまもぜひ!
しびれます!



日曜日の朝に。

祈りに似た
ちいさな仕事とちいさな部屋。


だれかの期待にこたえるのを
すべてやめたら。


こんなにも。



時間がかがやく。



固定観念と理性から
ぬけだして。


生きるよろこび。



やっと。
つかまえた感覚。

ぞうさんレレブム

保育園にいくのも
小学校にいくのも


泣きわめき
徹底的に拒否するこどもだった。



同じ時間にごはんを食べて
お昼寝をするなんて
馬鹿馬鹿しい。



お母さんが困ろうが
悲しもうが


いやなものは嫌だ。



そう
思っていたけれど。




結局は



流されて、ひとりぼっちは
さびしくて。



みんなとおなじをえらんで
なんとなく


生きてきてしまった。



つまんなそうな顔して(笑)
わざと禁止のパーマをかけたり


朝まで帰らなかったり


先生に反抗してみたり


不満をからだ
いっぱいにためて
わたしはこども時代を過ごした。




ぞうさんレレブム」


文・絵 シュレーダー
矢川澄子



ぞうってものは はいいろです
それはだれでも しってます



でもレレブムは とくべつだ
しっぽのさきまで まっさおだ!





こども
と、いうものは


よけいな知識や常識が
あたまにはいっていないぶん


おとなより
自分自身をよく


わかっているのだと思うのです。



なにが好きで
なにが嫌なのか


本能的にほんとうのきもちを
態度に表してゆく。



いま
そろそろ40才になるわたしが
自分ってなんだい?



問いかけて
思いだし、みつけだしたものは


小学校の校門の前で
必死に抵抗する
自分自身のこども時代の自分。


支配されたくない。
自由でいたい。


拍子抜けするくらい
単純な馬鹿馬鹿しい結論を
導きだしたあと。



この絵本に出会いました。



訳者は矢川澄子さん。


少女らしいうつくしさを
うしなわずに生きた女性。



レレブムはみんなと同じ
灰色になりたくて


努力するけれど
努力したら


透明になって
見えなくなって


自分自身の馬鹿げた努力に
たくさん泣きます。


泣きつづけたら



あらら?


からだがあおいいろに
もどっていました。




作者は
きっと。


お母さん。


こどもの声に耳をかたむけてください。
この子はちゃんとわかっているのですよ。


と。



わたしたちに語りかけてくれているのです。






こどもはわかっている。


型にはめようとする大人に
泣き声で反抗しているはずです。


そして
好きなものには


溢れんばかりの笑顔で。


よろこびと愛をかたむけてくれているはずです。




わたしは
いつまでもこどもでいたいよ。





レレブムみたいに。



ごきげんな
さかだちとふんすいを。



好きなように
自分らしく。


ふつうじゃなくてもいいんだよ。



とにかく
ごきげんな人が増えたらいいな。

















東京。

高校生の頃から


あびるように
東京のサブカルチャー
浴びてきた。


ファッションの専門学校に行って
恵比寿、渋谷、代官山で
朝まで遊んで。


ある日。突然。



飽きてしまった。



20才の春。


わたしは軽井沢に家出をした(笑)



住み込みで働ける場所。



名前も、経歴も、過去のすべてを捨てて。


とにかく親の支配下から
逃れたい。


からだひとつ。


生きてゆける場所。


あたらしい価値観にであえる場所に。


行ってみたい。


ただ、
その一心だったように思う。




軽井沢には
すべてがそろっていた。


あふれるような星空
輝くような緑の木々
まっすぐにつづく道。


夢をいっぱい描いている若者たち。


朝から晩まで。


よくはたらき、よく、酒をのみ。


泣いて、笑って
恋をして。



今、思い出しても
胸がしめつけられるほど


私の中のいのち。


みたいなものが躍動していた。





あの感覚がなんだったのか。



かんがえてゆく。





その後
わたしは東京に戻る。


戻ってからも、それなりに。
いろんなことがあって。


泣いたり、笑ったり
するのだけれど


でも
それは


躍動するほどの
感動をかんじないのである。



東京にある
好きな町を数えても


好きな町、荒木町に住んでも。


不満はない。
満足はしている。


ただ、
違和感。


みたいなものが
充満してきている。





私の隠れ家を愛してくださる
たくさんのお客さまに。


とびきりの笑顔で
すばらしいサービスを提供すること。




違和感をかかえたままじゃなく
もっと、もっと。


いのちがはずむような
躍動する仕事をして


お金をもらいたい。


と、
つよく願うようになってきて。



たてつづけに起こる困難も。



乗りこえるつよさを養う
肥やしにして(笑)



さあさあ。


かんがえがまとまってきました。



どんなことが起こったって
毎日はいとおしく、尊い



もっと、もっと。



たいせつに。味わってゆかなくちゃ。



さあー、からだとこころをひらいて。


学んでゆきたい。


うまれかわりたいー!